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Illustration/text 島田フミカネ

XAM-007V(W) ヴァルキュリオン

XAM-007V

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XAM-007W

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テスラ・ライヒ研究所開発の試作アーマードモジュール。

同研究所で開発されたXAM-007S(G)フェアリオンの要求性能が特殊なものであったため、先だっての技術検証を目的に製作された。

機体フレームは堅牢性・拡張性に優れたRAM-006ガーリオンのものをベースとし、特に007Sに搭載される”W-i3nk”マンマシン・インターフェースの試験運用が主目的とされた。

007S(G)と同様に同型機2機一組で製造され、007V(紫)が”W-i3nk”の親機、007W(白)が子機となっている。

”W-i3nk”を用いた特殊な戦闘機動を行えるように外観、内部共にチューニングされたが、機体そのものを大幅に小型化再設計した007Sに比べると一回り大きな機体サイズとなっている。

運用データ収集の終了した”W-i3nk”はハードウェアごと007Sに移植されたために、現在同インターフェースを使用することは出来なくなっているが、機動プログラムや新型武装のテスト機としてテスラ・ライヒ研究所で引き続き稼動中である。

XAM-007V ”カチーナ・カスタム”

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テスラ・ライヒ研で機動試験中だった007Vを偶然見かけたカチーナ中尉が、強引にヒリュウ改運用機として登録させたもの。

両上腕部のソニックブレイカー・フィールド発生器は、より直接的な打撃力を求める 彼女の戦闘スタイルに合わせ、プラズマステークに換装された。また、同研究所で試験されていたAM用特殊武装を手持ちレールガンに変わり携行している。この武装はGS-1D ジガンスクード・ドゥロのシーズアンカーを通常AMサイズに小型化したもので、特に近~格闘戦能力の向上に寄与している。